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ただの「怖い人」ではない?サイコパスってなに

サイコパス・・・と聞くとどんな人をイメージしますか?

猟奇的な殺人鬼や大量殺人をする人、グロテスクな拷問や死体の解体を趣味にしてしまう人・・・そんなイメージがありますよね。映画や小説などで描かれるサイコパスは確かに、危ない人が多いのも事実。

普通の人なら考えることすらないようなグロテスクなサイコパス・・・。

ですが、サイコパスの全てが殺人鬼や拷問が好きな猟奇的な人ではないんです。

サイコパスってなに?

サイコパスという言葉はよく聞きますし、なんとなくのイメージを持っている人が多い言葉です。

サイコパス・・・英語では psychopathyといいます。精神病質という精神疾患のひとつで「社会に適合することが難しい」人を指しています。

反社会性パーソナリティ障害とも言われるのですが、もちろん外見で「サイコパスだ」と解ることはありません。普通の人に見えたり、大人しく見えることもあるサイコパス・・・。

どうしても悪人というイメージが強いサイコパスですが、もともとはヨーロッパで定義された精神的な疾患だったのです。

サイコパスには良心かない?

サイコパスが猟奇的な殺人鬼でヤバイ人というイメージをされるのは、サイコパスには「良識がない」という特徴があるからです。良心がないから、大量殺人をしたり、グロテスクな方法で人を殺害したり・・・。

常人にはなかなか理解できないところを持っているのがサイコパスです。

そして、その行動にたいして「反省もしない」のです。他にも「平然と嘘をつく」「自己中心的」「魅力的な人もいる」「責任感がない」「冷淡」といった特徴があります。

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そもそも「良心」というものを明確に普遍的に定義できないので、それがあるのかないのかを議論することは不毛ではあるのですが普通なら「そんなことしたら悪いよね」というような行為をしてもサイコパスは「平気」つまり心を乱されないのです。

人を殺めてしまって「後悔して責任を感じている」というタイプの人は、サイコパスではない。サイコパスが殺人をしたとしたら「人をたくさん殺めてもなんともない」のでしょう。

マイルドサイコパス

サイコパスにも実はグレーゾーンの人がいます。マイルドサイコパスです。

マイルドサイコパスは、社会に適合できるケースが多く、殺人などの非常識な行為はしない。だた、サイコパスの要素を持っている人です。

サイコパスは魅力的な人?

サイコパスの特徴のひとつに「社交的で魅力的」という特徴があげられます。ちょっと以外かもしれませんが、サイコパスは口が達者で社交的。そして、トーク術に長けており、嘘を平然とつけるためコロッと騙されてしまう人にとってとても魅力的なんです。

サイコパスに騙されやすい人も定義されており、「自分で判断するのが苦手」で「自己犠牲的」な人ほどサイコパスに眼をつけられやすいと言われています。

もちろん、サイコパスが全員「必ず殺人鬼になる」というわけではありませんが、関わることで「幸せになれる可能性」は低い人であるともいえます。

嘘を平然とつく人。その嘘がばれてもまるで自分が被害者であるかのように振る舞える人・・・そんな人が側にいたら注意するに越したことはないかもしれません。

参考資料:Wikipedia 精神病質

シフクのお悩み広場:担当のリン