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【祈り】人はどうして祈るの?

あなたは神様や運命などに対して「祈り」を捧げたことがありますか?

祈りとか願い・・・。それを目には見えない何かに託すこと・・・宗教にや国、文化などの違いはあっても、想いをを込めて何かを託すことは多くの人が日常の中でもしているのではないでしょうか。

人は何故、祈るのでしょうか。

祈りってなに?

祈り・・・なんてなく意味を理解している方が多いかもしれませんが、Wikipediaでは祈りについてこう書かれています。

祈り(いのり)とは、宗教によって意味が異なるが 世界の安寧や、他者への想いを願い込めること。利他の精神。 自分の中の神と繋がること。 神など神格化されたものに対して、何かの実現を願うこと。 神の定理は各宗教による。 [1]。祈祷(祈禱、きとう)、祈願(きがん)ともいう[2]。儀式を通して行う場合は礼拝(れいはい)ともいう。

引用:Wikipedia 祈り

宗教的な祈りもあれば、個人が何かを強烈に願う祈り・・・。例えば「息子が志望校に合格していますように」と電話を待ちながら祈る・・・なんてこともありますよね。

宗教的な祈りでも、祈祷や着替えのような本格的なものもあれば、神社やお寺にお参りして幸せを願うような比較的ラフなモノもあります。

例えば、感情を排して科学的に見れば「祈る」という行為そのものに、物事の結果を左右するような合理的な力はありません。祈る時間があれば、熟慮を重ねて行動に移す方が合理的とも言えます。

それでも、人は祈りを捧げる・・・それはどうしてなのでしょう。

スピリチュアルな第六感の開花

スピリチュアル・・・占いやおまじないとおなじカテゴリーのお話になりますが、祈りもまたこれに近いモノがあるように思えます。

もともと人はには第六感があって、虫の知らせ・・・とか、嫌な予感とか、なんとなくだけど大丈夫な予感とか、そういうものがあります。

これは今の科学では解明できないモノですが、それでもそういった感覚があるのも事実です。

祈ることで、スピリチュアルな自分を呼び覚まして「お願いだからなんとかして頂戴よ」と念じることで「自分が望む結果を手に入れる何かの力になればいい・・・」という気持ちから来ているのが、祈りという考え方もあります。

祈りは効果がある?

祈ること・・・願うことは精神的なものであることはいうまでもありませんが、こんな実験結果かあるんです。

アメリカの民間研究機関スピンドリフトでは、1970年代から祈りが与える影響力を研究し、ライ麦や大豆の種子に対して祈り、祈った種子とそうでないものを比べました。すると祈ったもののほうが発芽率が高かった。またストレスに対する影響も調べたところ、塩水にひたしてストレスを加えた方が発芽率が高かった。

引用:第33回 愛宕薬師フォーラム平成30年9月28日 別院真福寺 手を合わせると-人はなぜ祈り、祈りは何をもたらすのか-

祈った方が発芽率が高かった・・・。つまり祈りにスピリチュアルな救いではなく、実効的な何かがあった可能性があるということです。

それがなんなのかはまだ明確には解りません。ですが、例えば人の場合は「声援が力になる」とか「仲間がいると強くなれる」というような「自分のために祈ってくれている誰か」の存在が精神に作用して、それが行動に繋がるという可能性もあります。

何気なく私たちがしていねるラフな祈りも、伝統的な手法で行われる祈祷や祈願も広い意味では祈り。

もし、祈ることで何か良い効果があるとしたら、最後は祈りに託してみるのもアリなのかもしれません。

参考資料:第33回 愛宕薬師フォーラム平成30年9月28日 別院真福寺 手を合わせると-人はなぜ祈り、祈りは何をもたらすのか-

「祈り」の本質とは – 今こそあらためて考える【前】庄司真人住職(大阪府・法華寺)

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