自己肯定感を高めたい!どうしたらいいの?

自己肯定感・・・このシフクのお悩み相談室ではも以前、自己肯定感に関する記事をご紹介したことがありました。

自己肯定感とは

自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉

引用:Wikipedia 自己肯定感

です。

心理学の用語でもあり、耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

自己肯定感が低いと人は過去の失敗体験をより強く意識し、自己肯定感が高いと過去の成功体験をより強く意識すると言われています。例えば、恋愛でいつも上手くいかず振られてばかりの人が「あの時も、この時もダメだったしきっと今度も振られるに違いない」と思ってしまうのは、恋愛においての自己肯定感が低いということが言えるでしょう。

この自己肯定感を高めること・・・は自分のメンタルをコントロールする上でのひとつのポイントになるのですが、もともと自己肯定感が低い人がいきなり高くすることはほぼ不可能です。

だって「どうせだめだ・・・私なんて・・・」と本気で思っている人が「自己肯定感は高い方がいいのよ」と言われただけで「私はできる!」と思えるわけありませんよね。

人間はそんなに簡単なものではないし、過去の失敗体験を簡単に忘れることなどできません。だけど、自己肯定感を高めたい。

ではどうしたらいいのでしょうか。

脳科学者の中野信子さん「脳にしつけをする」

脳科学者の中野信子さん・・・高IQ集団のメンサに所属していることでも有名な学者さんです。

テレビやラジオのコメンテーターとしても、活躍しているので「知っている」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。この中野信子さんがあるラジオ番組で「自己肯定感を高めるためのヒント」を語っていたことがありました。

要約すると

自分を大切に扱うことから始める。つまり形から入れば良いというのです。例えば、自宅に大切なお客さんが来たら、一番、上等のカップを使ってお茶を入れて大切にもてなしますよね?自分をそのように扱うといいというのです。

「かけたカップ」とか「茶渋がついたカップ」は辞めて、一番いいカップでお茶を飲む・・・そして「自分はこういう扱いをされていい人間だ」という風に脳にしつけをするんだそうです。

確かに、自分の事となるといい加減になりがちですよね。ついつい適当に盛り付けて料理を食べてしまったり、茶渋がついていても「いいや」と思ったり、時にはペットボトルから直接飲み物を飲んだり・・・。

もちろん、そんなことをしている場合ではないときもあるでしょう。だけど、できるのに「自分のことだからいいや」と思うとそれが自己肯定感に関わるということですね。

自分のメンタルをコントロールするのは難しいですが、ちょっといいカップを使う。自分を大切にしていく・・・だけなら誰でもできそうです。

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自己肯定感は高い方がいい?

自己肯定感は「自分の存在そのものを認める」感覚ですから、高くていいんです。

自分は大切だ・・・と思うと言われるとナルシストにも思えますが、自分を自分が認めることはとても大切です。

もちろん、自己肯定感の高さは「他人を否定すること」とは別物、自分は大切だけど他人はどうでもいいといういわゆる性格が悪い人とは別物です。

高くないとダメだ!とまではいいまでは言いませんが高い方が精神的に安定するという人もいます。

参考資料:一般社団法人 日本セルフエスティーム普及協会

中野信子 自己肯定感が高まる脳の使い方

シフクのお悩み広場:担当のリン