頑固!「エアコンは身体に悪いのよ」猛暑でもエアコンを入れない姑との戦い

それぞれ家にそれぞれの生活スタイルがあるのは当たり前・・・ですが、それが時代や現実に即していないこともあります。

記録的な猛暑となった2020年の夏。

室温を下げるクーラーは命を守るための必須アイテムといっても過言ではありませんでした。

そのエアコンを”身体に悪い”といってかけない義実家に困り果てたお嫁さんの体験談をご紹介したいと思います。

“身体に悪いのよ!”エアコンアンチの義母

結婚2年目、舅がすでに他界しているということもあって、義実家には度々、顔を出していました。距離は車で2時間程度

別に嫁いびりをされるということもないのですが、姑は絶対に自分のスタイルを曲げない人。エアコンに関してもそうだったんです。

姑は昔ながらの考え方を持っている人で「クーラーは身体に悪い」が口癖です。というか電気で動くモノを極端に嫌います。お湯を沸かすのはヤカン、暖房ではなく石油ストーブ・・・。

徹底していて、蛍光灯もひとつしかつけないような人です。電気に恨みでもあるのかと言うくらい嫌うんですが中でもエアコンを特に嫌います。

そして、やってきた今年のあの暑さ。新型コロナウイルスの緊急事態で春先から帰省できなかったからと旦那は「今年の夏はちょっと長めに帰りたい。もちろん、私子の実家にもそうするから」と。

そこで気になったのが、姑のエアコン問題。

一応、リビングと寝室、客間にエアコンはついているんです。義姉が無理矢理つけたもので新しめのモノでした。もちろん省エネ。ですが、姑は使わない。

去年のお盆に帰省した時に、私がリビングにエアコンをつけていたら姑が感づいてすぐに消してしまい、部屋を開け放って蒸し風呂に戻してしまったことがありました。

「もう、この空気は身体に悪いのよっ」
「空気を入れ換えなくちゃ」

料理の後も、お風呂の後もエアコンなし。というか入れても無駄・・・。そして、電気が嫌いな姑は扇風機も嫌がります。

この時、息子は1歳でしたが汗だく・・・。うちわで仰いであげてマメに汗を拭いていましたが、あせもができてしまいました。

あんな蒸し風呂のような家に何日もいたらとても持たない・・・というか、子供もいるのにそれはちょっと避けたいというのは私の本音でした。それを伝えたところ旦那は「いくらなんでも今年はエアコンいれてるだろー」と。

でも、私は覚えていたんです。

記録的な暑さだった2018年の夏、まだ彼女だった私は姑とエアコンも入れていない客間で2時間お話をしました。あの姑の頑固さは変っていないだろうと。

旦那に「なら、エアコン使っているか聞いてみて」とお願いし、電話をして貰ったところ

「使ってないわよ。今年は特に換気が大切なんでしょ?」と。

ああ、やっぱり・・・。

子供もいるし、蒸し風呂のような家には行けないとバシッと言ってそこから帰省の話は出で来なくなりました。もちろん、エアコンを私が自由に使って良いなら行っても良いという条件もつけて。

涼しくなってからでも帰省はできるし、その方がお互いのためかなとも思っています。

頑固な人とはどう付き合えばいいの?

頑固で思い込みが激しいタイプの人は、お付き合いするのが難しい人でもあります。

でも、会社や家族、親戚の場合は、無碍にもできないし関わっていくしかありません。

頑固な人と関わる時には「譲れない条件を出す」というのも良い方法です。

こちらが条件を出せば、相手も何か言ってくるかもしれない・・・そうすると、お互いに譲れるポイントが見えてくるかもしれませんし、この体験談の方のように時間が解決するケースもあります。

シフクのお悩み広場:担当のリン