女性蔑視発言?!知らない間に性差別をしていたかもしれない・・・

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が「女性のいる会議は長い」と女性蔑視とも取れる発言をしたことで、国内だけでく海外でも批判の声が上がっています。

まぁ、ご本人はここまで大事になるとは思っていなかったんでしょう。一昔前までなら「またか」で許されたかもしれない発言も今の世の中では看過されない。

確かに、性差別はとてもデリケートな問題ですし、その発言の後のあの開き直ったような態度での記者会見がさらに火に油を注いだののも事実でしょう。

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の話は、辞任という形で決着がつきそうですが、この性差別の話は私達にとっても全く関係のないことではありません。知らない間に「言ってしまった・・・」という体験談をご紹介します。

炎上寸前?!そんなつもりはなかったのに・・・

40代女性です。

私はSNSで高校や大学時代の友達とつながっています

普段している話は、なんでもない雑談。炎上することもないし注目されることもない内容ばかりです。

あるとき、SNS上の会話で自動車学校の話になり「そういえば、女の子だからできなくてもいいってタイヤ交換教えて貰ってない」と話をしたんです。

私にとっては「ただの昔話」だったんですが、この「女の子だからできなくてもいい」が「性差別発言」だと知らない人から指摘されたんです。

私が言った言葉ではないし「そんなに気にしなくても・・・もう20年も昔の話だし」と思っていたんですが、徐々に知らない人からのコメントが増えてきて「議論が白熱」してきたんです。

私は「そんなにアツくならなくても」位に思っていたら、大学時代の友人からLINEが来て

「ちょっと、これヤバいよ。炎上する前に消した方がいいってー」

と。

ふと見てみたら、コメントが40件くらいついているんです。

今までコメントをつけてくるのは顔を知っている人ばかりだったのでびっくり。私は慌てて投稿を消して鍵をかけることにしました。

本当に悪気のない、ただの昔話だったんですが、性差別発言だと言われればそうだったのかもしれません。私にとっては30年前の話でも、初めてその投稿を見る人にとっては「とんでもない発言」に思えたのでしょう。

昔話だったとは言え、私も全く配慮がなかったわけですから反省しました。

しかし、まさかの炎上寸前・・・というか炎上・・・いや~びっくりしました。本当に、これからは注意して投稿するようにしようと心に誓いました。

SNSの投稿には注意が必要

性差別発言に関しては、女性への差別だけでなく男性へのものもありますし、LGBTの方へ向けられるものもあります。どの差別も決してあってはならないこと・・・。ですが、悪気なく「昔話をした」だけでもそれが性差別発言だと受け取られてしまうこともあるんですよね。

今回の体験談のお話は、20年以上も前の話だし他人がとやかく言うようなことではないし、そもそも今更問題にしても仕方ないのですが、それでも差別は許せないという人にとっては見過ごせないものだったのかもしれません。

これが、友達とのグループチャットなどの内輪の話であれば、ただの昔話として受け取られたのでしょうけど、SNSのように不特定多数に人の目に触れるとそうではなくなってしまうこともあるのですね。

性差別発言でとうとう辞職に追い込まれてしまった森会長のような例もありますし、性に関する文言を含んだ言葉を公の場所で使うときには細心の注意をしたほうが良さそうです。

シフクのお悩み広場:担当のリン