子連れで騒ぐ常連客を出入り禁止に?!子連れ=迷惑ではないけど・・・

“子連れ様”
そんな言葉がネットで生まれるほど、迷惑行為をしても「子供だから」「こっちは子連れなんだから!」「子育ては大変なのよ」「子連れには優しくして当たり前」というスタンスで非常識な言動を繰り返す人がいます。
もちろん、大多数のママさんやパパさん達は、マナーを守って生活しているはず。
ですが、マナーがない一部の非常識の子連れ客に悩まされている飲食店も多いといいます。
持ち込んで席を占領!果てはテーブルでおむつ替え!非常識ママの迷惑行為
昼は定食屋、夜はお酒と料理を出す店をしています。
店内は15席ほどで、カウンターとテーブル、そして、小さな和室があります。店の雰囲気としては大人っぽい感じ。メニューも大人向けのものが中心で、キッズメニューは用意していません。
あるとき、地元のテレビ局が取材に来たことをきっかけに今までターゲットにしていなかったお客様が来店するようになりました。それが子連れのママさんです。
もちろん、子連れの方でもマナーを守って食事していただく方が大半。ですが、問題になったはあるとんでもないママ3人集団でした。
まず、ランチが始まる11時に一番に来店。和室を占領し和室の一番他近くにあるテーブル席付近にベビーカーを2台置きます。そして、テーブルに子供を座らせてお弁当とミルク。店内でも販売しているオレンジジュースなども、注文していただけず持ち込まれます。
そして、自分たちは和室で定食を注文。
モタモタと食べて、大声でおしゃべり。その間、ベビーカーの子供と4人の幼稚園児は放置。厨房に入ろうとしたり、セルフサービスのお冷や用のウォーターサーバーの棚によじ登って遊んだり・・・。果ては、お冷や用のプラスチックのコップをぶちまけて大泣き。
他にも、店内で鬼ごっこをして、他のお客さんにぶつかったり料理を運ぶ店員にぶつかったり。
親は「だめよー」と言うだけ。
これでランチタイム終了の2時までたっぷり居座ります。会計は3人で2000円弱。帰り際に「和室あるし、子供も見ててくれるし。長居しまくれて最高じゃん。」と言っているのが聞こえました。
最悪だ・・・と思っていたら、なんと翌日も来店。開店前から店の前で待ち構えているんです。それも食べ物が入っていると思われるスーパーの袋とクーラーバックを持って。
昨日と同じ事をされたら困る!と思ったので「すみません・・・持ち込みはご遠慮ください。あと、お子様が店内で走り回られると危険ですので」と言うと
「はいはい、解ったから」と強引に入店。
このママ集団がいつまでも座席を空けないせいで、お断りしたお客様の何組もいらっしゃいました。
当然、子供は大騒ぎ。
そして、とうとう恐れていた事態が起きます。料理を運んでいたスタッフに幼稚園児が2人がかりで頭突き!そのスタッフが転倒してしまったのです。
それを見て笑いながら「○○は強いねー」「あ、おしっこしてるし」と言ってまさかのテーブルでおむつ替え開始。
コレを見て怒りがピークに達した私は「非常識な人間はお断りだ」と「営業妨害だ」と言っているのがお帰りいただきました。口々に「ママ友ネットワークで広めてやる」「インスタで拡散してやる」と言っていましたが無視。
この一件以降、店の入り口に
・持ち込み禁止
・未就学児お断り
・走ったり騒いだりしないようにお願いします
・お一人様ワンオーダーしてください
との貼り紙をしました。
子連れでいらっしゃる客が憎いわけではありません。
注文した料理が来るのを緊張した面持ちで、そわそわしつつ待っているお子さんはとても微笑ましいと思います。
「子連れお断りの店なんて!」という意見もあります。「自分だって子供だったでしょ」「子育ては大変なのよ。大目に見て」とおっしゃる方もいらっしゃいます。ですが、その背後にある理由にも思いをはせていただきたいと思います。
子供=迷惑ではない
この体験談からも解るとおり、子供が迷惑なのではありません。
迷惑なのは、迷惑な子供とその親。店内を走られて、テーブルを占領して持ち込みをされ。スタッフに頭突きまでされたら迷惑と言われてもこれは仕方ありません。
このお店は、子連れ客を断るという対応をしました。
これに対して批判もあるそうですが、店側にも客を選ぶ権利がありますし、ビジネスですから客に一定の制限をかけることは非常識ではありません。
受け入れられるよう努力することも大切
「なら子連れは外食するなというの?」と聞かれたら、答えはNO。
どんな場所でもマナーと常識を守って利用すれば良いだけのことです。子供だから仕方ない!暴れるのは当たり前!というスタンスでは、当然、受け入れられないことも多々あるはず。
そもそも、子供だから誰かに迷惑をかけてもいい。許して貰って当然。子育ては大変なんだから優しくして貰って当たり前。ということはないのです。
そして、世の中にはいろんな人がいます。子供が好きな人もいれば嫌い人もいるし、仕事で疲れている人もいる。大変なのは子育てだけではありません。
思いやりや配慮がある常識的な子連れ客なら、大歓迎という飲食店はたくさんあります。
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