妻にモノをどんどん捨てられる
結婚するということは、今まで育った環境が違う人と生活をするということ。夫婦とは言うモノのやっぱり他人･･･お互いの価値観が違って当たり前です。
そんな２人が生活するとなると、お付き合いしていたころには見えなかった部分が見えてくることもしばしば。今回は、結婚して気づいた妻の習性に困っているという男性の体験談です。
モノをどんどん捨てる妻
結婚2年目。まだ、子供はいません。
まだまだ周囲から見れば新婚さんで幸せそうなのでしょうけど、すでに結婚生活を続ける自信がなくなっています。
というのも、妻がモノをどんどん捨ててしまうからです。
僕の独身時代からの持ち物の量はまぁ、人並みだと思います。洋服やバック、趣味のゲーム機が2台。あとは、DVDや本などです。引っ越しの時にかなり断捨離してきました。
新生活をスタートさせて一週間たった時のことです。この日は結婚して初めての出勤日でした。朝、着替えようとクローゼットを開けたら･･･
｢春物のスーツがない！ついでに仕事用のバッグもひとつしかなくなっているし、PCケースもない｣
妻に置き場所を聞いたら
｢あんなにたくさんいらないからひとつだけ残して捨てた｣というのです。
妻が残したスーツは夏物の黒いスーツ1着のみ。10着は持っていたのにすべて廃棄されていて･･･しかも妻が残したスーツは一番安いものでした。なんでもデザインがシンプルだったからこれを残したそう。
この日はとりあえず、あるモノを着て行きました。
そして、帰宅して自分の持ち物を確認したら･･･ゲーム機、DVD、漫画、小説がすべてない。
妻は｢DVDはストリーミングで見れば良いし、漫画も小説もネットで見れるから邪魔。ゲーム機もいらないでしょ｣とのこと。
ついでにメンズニベアのクリームもすべて捨てられてアフターシェーブローションだけにされていました。
妻に｢どうして勝手に捨てるの?｣と聞くと
｢だって、いらないものがあるとイライラする｣｢似たようなモノがいくつもあるなんておかしい。ひとつあればいい｣と言うんです。
捨てるときにはせめて相談してとお願いしましたが、妻の｢ひとつあればいい｣はますます加速。
黙って捨ててしまっているから、最悪の場合、朝、ないことに気づいて大慌てするということもありました。ネクタイも靴も｢ひとつあればいい｣と言われてしまうんです。
持ち物をどんどん捨てるので、自宅はまるでホテルのロビーのような生活感のなさ･･･はっきり言って落ち着きません。
ごちゃごちゃしているよりマシなのかもしれませんが、モノを所有できないことがこんなにストレスになとは思いませんでした。改善しないようなら離婚も･･･というのが今の心境です。
断捨離依存症･･･捨てることが目的に
モノをどんどん捨てる人･･･時々いますよね。ただ、旦那さんのスーツやバッグまで勝手に捨ててしまうというのはかなりのもの･･･。自分の持ち物を捨てるだけなら周りに迷惑はかけませんが、例え夫婦でもこれはよくありません。旦那さんが結婚2年目にして離婚を考えてしまうのも無理のないことです。
断捨離依存症･･･もちろん、正式な病名ではありませんが、本来はいらないモノを整理してすっきりすることが目的の断捨離が、いつのまにか捨てることが目的になってしまっているのかもしれませんね。
捨てること、モノを置かないことに重点を置きすぎてこの場合は日常生活に支障が出ているという言い方もできるでしょう。モノを捨てる目的を再度確認すること、他の楽しみを見つけるように努力してみてもいいかもしれません。
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