ゲーム課金に高級家電!金遣いが荒い旦那に妻がとった方法とは

夫婦は生活だけでなく経済も共有するもの・・・とは言っても、もともとは他人ですから、いろいろと価値観の違いが現れる部分でもあります。
ましてや旦那さんから「俺が稼いだ金をどう使っても良いでしょ」と言われると、何故か一瞬黙ってしまう・・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、夫婦でも個人的な財産を持ってはいけないということではありません。ですが、やはり家族だし、夫婦なのですから独りよがりでは困るわけです。
今回、ご紹介する体験談は”旦那の金遣いが荒すぎた”というものです。
課金に80万!いきなり高級家電を買ってきた!旦那に鉄槌
大学時代のアルバイト先で知り合ってお付き合いを始め、そのまま結婚した私たち夫婦・・・幸せ・・・なはずでした。
が、結婚して2年過ぎた頃にある事件が起ったんです。
事の発端はある郵便物でした。風邪をひいてしまい、会社を休んでいた私・・・自宅で郵便物を受け取りました。その中に私が利用している銀行からの封書があって、自分宛だと思い込んで開けてしまったんです。
そしたら・・・そこにはカードローンの利用明細が!借入金額は約300万円!びっくりして宛名を確認したら、私ではなく旦那さん宛てでした。間違って開けてしまったことは悪かったとは思うんですが、その金額にビックリ仰天。
これは放置するわけにいかないと思い、間違って開けたことを謝った上でどうしてこんなに借金をしたのか聞くことに。すると旦那の口から「実はゲームと飲み代・・・あと、たまに競馬してた」という驚愕の台詞が。
旦那がスマホゲームにハマっていたのは知っていました。課金するためのカードをコンビニで買っていたことも知っていました。ただ金額が・・・トータルで80万にはなるだろうと言うんです。残りの220万は、友達との飲み会や競馬などいわゆる”何に使ったか解らないお金”でした。
ビックリして声もでない私に旦那は「いやごめん、自分で返すからさ。だから俺の金だろ?昔からちょっと金遣いから荒いって言われてたんだけど、その・・・ずっと我慢してて結婚して安心したらついまた・・・ね?ごめんって」とヘラヘラ。
すべての負債を見せるように言うと、結局380万円もの借金がありました。金利が高いモノが多く、これでは家計を圧迫する日も近いと思った私は、金利の安い銀行のローンを組み借り換えの手続きをしました。
これで大丈夫だろう・・・あとは、自分で返して行って!と。ですが、今思えば、これが間違いでした。
それから一週間後、旦那が帰って来ない。もう、飲みに行くのは禁止だと言ったのに・・・。そして旬になってべろんべろんに酔って帰宅。
怒りをこらえつつ旦那を寝かせました。そしてその翌日のことです。私は朝から一言も口を聞かず、出社。何度か旦那から着信とメールがありましたがすべて無視していました。
すると、その日の夕方にロボット掃除機を持って帰宅!翌日にはドラム式洗濯機も届くからと笑う旦那・・・私の機嫌を取ろうと買ってきたというんです。
確かに欲しいって言ったことはある!でも簡単にポンポン買える価格ではないから、買わなかった高級家電でした。
それをまだ借金の返済も済んでいないのに買ってくる。そのお金はどこから出たんだと問い詰めること2時間。
「実はさ、借り換えもできたし安心して・・・それでその・・・ちょっと申し込んだら審査通っちゃってさ」と。
私も迂闊だった・・・クレジットカードは取り上げたものの、まさかまたカードローンに申し込むなんて!金利は法定金利の上限に近い金額でした。
頭にきた私は、翌日、旦那に半休を取らせて無理矢理弁護士事務所に連れて行きした。そして、そのまま任意整理の手続きを取らせることに。こうすれば金利をカットできるし、ブラックリスト載るからもうしばらくお金を借りられない。
そして、旦那の給料から折半している家賃と光熱費、食費とスマホ代を差し引いた金額をすべてを借金返済に充てることにしました。そして、旦那にはまとまったお金を渡さずに、毎日1000円渡すことにしました。通勤は定期だし、お弁当は持って行っているし。十分でしょと。
狂った経済感覚が治らないなら、コントロールするしかない。旦那にもそれをはっきりと言って「解ったよ。任せるよ。」とのこと。
鬼嫁と言われましたが、ここまでやってようやく金遣いの荒さが止ったんです。付き合っているときに気づかなかった私にも落ち度はあるんですが、良いところがないわけではないので、まずはこれで様子を見ようと思っています。ただし、次同じ事があったら離婚だよと言い渡してありますが・・・笑
金銭感覚はコントロールできるかもしれない
ゲーム課金の飲み代、極めつけの高級家電と驚愕の金遣いの荒さですが、結局、最後は任意整理と給料の管理で奥さんが旦那の金銭感覚にブレーキをかけているという体験談でした。
もちろん、中には「離婚すれば良いのに」と思う方もいらっしゃるでしょう。ですが、このご夫婦は離婚せずに金銭感覚をコントロールしていくという道を選びました。
金銭感覚がおかしい!どうしてこんなもの買うの?とヒステリックになるのではなく、実効性を持った行動と相手をちゃんと納得させるという合理性が垣間見られるエピソードでした。
同じようなときに、どんな選択をするかは人それぞれですが、こういう解決方法をとった夫婦もいるということを知っておいて損はないかもしれません。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。