悩むことは無駄?悩みへのアプローチとは

たくさんの人の悩みや体験談を紹介している「シフクのお悩み相談室」

どんなに幸せそうにしているひとにでも悩みはあるもの…。

そして、どんなことで悩むかは人それぞれ。ある人にとっては重大な悩みになることでも、同じ状況に別の人が置かれたら、大して悩むこともない…なんてこともあるわけです。

ただ、どうせ同じように時間を過ごすなら「悩まない方が幸せ」なのも、事実。

なのにどうして人は悩むんでしょうか。悩むことは無駄なことなのでしょうか。

悩むことは無駄?意識を変えると何かが変わる?

何故、人は悩むのか…。
その原因は、理想とする自分と現実の自分がかけ離れているとか、自分ではどうすることもできない壁にぶつかっているから。自分が思った通りにならないから…などなど、様々。

ただ、悩んでみたところで、何かが変わるかといわれれば、答えはNO。悩むのではなく考えているなら、解決策にたどり着けるかもしれませんが「どうしよう…」と頭を抱えていても状況は良くならないでしょう。

つまり、悩みの原因は自分ではどうすることもできないことだったとしても、悩んでいる自分の意識は変えられるということ。その意識を変えればもしかしたら「何かが変わる」かもしれないのです。

どうせ悩むなら考える方向へシフトする


頭を抱えて「嫌だ嫌だ」と悩むより、「どうしたら自分は楽になれるのか」を考えてみませんか?ということ。

例えば「恋人が浮気をしている!」と悩んでいるとしましょう。

それを「あーいやだ」「ありえない」「裏切られた」とモヤモヤしているだけならこれは「悩んでいるだけ」

ですが、まず「自分はどうしたいのか」を考えること。「浮気相手や恋人に制裁したいのか」「別れたいのか」「謝らせて関係修復したいのか」

そこから「では、どうしたら理想に近づけるのか」を考えてみるのです。

こういうアプローチをすれば、少なくとも「嫌だ嫌だ」とただ悩むより建設的だと思いませんか?少なくとも、あたまを抱えてただ、うずくまって「嫌だ嫌だ」と塞ぎ込んでいるより、ずっと自分がするべきことが見えてくるはず。もしかすると、ものすごい解決策が浮かぶかもしれません。あたらしい自分の才能に気づけるかもしれません・・・。

つまり、ただ悩むことは無駄と言えば無駄。だけど、考えるにシフトすれば少なくとも自分のために出来ることが見えるかもしれません。

悩みもまた楽しからず?

悩んでいる最中に「んなこといわれても!」「悩みがない方がいいじゃん」と思うかもしれませんが、悩みがあるということは前提として欲望や欲求があるということ。

欲望や欲求があるからこそ、努力したり自分を磨いたりできるという側面もあります。

悩んでいる最中はとても、つらいものですが、それでも、まだ、人は悩んでいる間が花なのかもしれません。なにも望まない、何もしたいことや欲しいものがない、欲求がない人生は意外とつまらないかもしれません。

すべての欲望と欲求が満たされて、何も望まないようになったら楽だけど楽しくない。つまり、悩むことは無駄ではなく意識をシフトすれば成長に繋がるものになるかもしれないということです。

ただ、もちろん楽しめる範囲の悩みである事が前提です。体調やメンタルを壊してしまうほどの悩みを抱えているなら、誰かに相談したりカウンセラーを受けたりしてくださいね。

シフクのお悩み広場:担当のリン