熟年離婚の理由!妻が食事も作らず家はぐちゃぐちゃ…とどめの税金滞納

熟年離婚とか卒婚などなど、離婚をして人生をやり直そうという人が増えているともいいます。

離婚は決して悪いことではありませんが、やはり体力と気力が必要。それでも離婚しようとする理由はどんなものなのでしょうか。ある熟年夫婦が離婚に至った理由をご紹介します。

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家事放棄に税金滞納でとうとう熟年離婚

50代後半の会社員兼個人事業主です。

元妻とは、20代後半に結婚。ほぼ親が決めてきた縁談でしたが、子供も2人できてそれなりの家庭を作ってきました。

が、子供が自立してからというもの、妻のものぐさなところが日に日にひどくなり…家はゴミ溜め状態で階段にまで物が散乱。食事もつくらないし、冷蔵庫でモノを腐らせても知らん顔。

私が片づけても片づけても、また同じことを繰り返す…。
食事は自分で作るとしても、家を散らかされるのがかなりのストレスでした。が、私もできるだけ片付けるようにしていました。が、私が毎日掃除をしても出かけている間に妻が散らかす・・・汚す。キッチンの洗い物をしてから出社し、帰宅したらまだシンクに山と汚れた食器が積んである・・・。

が、それでも離婚までは…と思っていたんです。ところが、ある日の朝のことです。いきなり市役所の車が3台くらい自宅にやってきて「税金の滞納があるから差し押さえる」と言い出しました。

私はびっくり。だって、税金分はすべて妻にお金を渡してあったんです。妻は「いろいろ税金があるから」といって30万円以上のお金を毎年銀行からおろしていたのです。

60万円以上の滞納を宣告された私はびっくりしたもののとりあえず、市役所にお金を支払いました。そして、妻を問いただしたのです。

現実は…この2年、固定資産税やその外の税金などほとんど支払っていなかった。しかも、私は一度も督促の封書やはがきを見たことがない。聞いてみると、妻がこっそり棄てていたそう。

自分名義の車などの税金のみ支払って、私の名義で来る税金は支払ってなかったんです。

「だって、私の名義じゃないし」と。

「いやいや、支払うからってお金おろしたよね?」
といっても、デモデモダッテ…といって無駄。

おまけに、そのお金を何に使ったのかわからないんです。

私の地方税…。副業をしてるので自分で確定申告をしており毎年納付書が送られてきます。妻は昨年から「これ、私がコンビニで払ってくるね」といって、私から10万円を先日受け取ったばかりでした。

が、支払ってない。

これはまだ、納付期限がきていないものの、すでに私の中では支払い済みだと思っていました。

今までなんとか保っていた妻への気持ちが一気に崩れ去り、口から「離婚しよう」という言葉が出てしまいました。

もう、無理。お金のことだからではなく、なんというか信用できなくなってしまったんです。自分名義の税金だけはしっかり払っておいて、私の名義なら滞納してもいい…。それが一番大きな理由でした。

「一緒に暮らせるわけがない」

私は荷物をまとめてビジネスホテルに直行し、翌朝、両家の実家と弁護士に連絡をしました。妻の両親からは「悪かった。ただ、離婚はやめて欲しい。子供もいるし」
と言われましたがお断りしました。もう子供は自立しているし、今後はそれぞれが家庭を持つことになるだろうし。もう、我慢するのは嫌だと話し、離婚しました。

新しい人生をスタートさせるという選択肢

結婚や離婚は簡単な問題ではありません。ですが、体験談の方のように、もう我慢はしないと熟年離婚を選択する方もすくなからずいらっしゃいます。

もちろん、離婚にはそれなりの理由があるわけですが、家事をしないだけでなく税金を支払ったと嘘をついて滞納しているというのは確かに悪質。

お金のことだけでなく、相手に対する信頼が崩れてしまうのも無理のないことかもしれません。この後、奥さんと弁護士を介して離婚したそうです。

熟年離婚を選択した後の第二の人生が豊かなものであることを願うばかりです。

シフクのお悩み広場:担当のリン