「昔の夏とは暑さが違う･･･」「熱中症は危険」というのが今の常識。
ちょっと、扇風機を回してかき氷でも食べれば涼しくなる･･･そんな風流な暑さではない最近の夏にエアコンは必須アイテムです。が、そんな中でもエアコンを嫌がる妻のせいでとうとう熱中症になりかけた男性がいます。
体験談を見てみましょう。
結婚5年目になります。
妻はエアコン嫌いの寒がりで、真夏でもエアコンを嫌がります。お風呂あがりでも「網戸にしておけばいい」というタイプで妻は熱中症になったことはないといいます。
が、私はやっぱりあつい。
「食事中とお風呂上がりだけでもエアコンを使いたい」
といっても
「寒いし」
「身体に良くないから」
といって入れてくれません。
ドライブをしてもエアコンなしで窓を開けています。灼熱地獄になるので夏はドライブしなくなりました 汗
一度、たまりかねて私が勝手にエアコンを入れたことがあるんですが、無言で消してしまって、その後、リモコンを隠されてしまいました。
あるとき、外がものすごく暑い日に帰宅した時のことです。その日は体調が良くなかったこともあって、フラフラ。暑いし頭も痛いしという状態でなんとか帰宅しました。妻はリビングにいましたが、もちろん、エアコンは入ってなくて部屋も暑い。
「暑くてたまらないからエアコンを入れてほしい。5分で良いから」
といっても
「扇風機で十分だよ。エアコンは寒い」
と言って聞いてくれません。お茶も「冷たすぎると身体に悪いよ」ぬるいものしか出してくれず、アイスなんかも当然ない。
フラフラになっている私をみても「エアコンは寒すぎる」といって絶対にリモコンの場所を教えない妻。私は「多分、熱中症だから」と言ったのですが「大げさだよ。会社でエアコンに当たりすぎたせいだよ」と。
もう付き合ってあられないと思い、ふらふらになりながら冷水シャワーをして車に逃げました。
本当は寝室かリビングのソファーで休みたいけど、暑すぎ･･･。
妻は私が車でエアコンに当たっているのが許せない様子でした。が私ももう限界に近い状態だったので無視。ですが、体調不はますます悪くなって嘔吐してしまいました。するとトイレにやってきて「ほら、エアコンにあたるから」と･･･。
頭痛に吐き気･･･完璧に熱中症なのに、エアコン嫌いで認めない妻。西日が当たるトイレが暑くて意識が朦朧してきた私は自分で救急車を呼びました。このくらいで･･･と思われるかもしれませんが、あのままエアコン嫌いの妻しかいない場所で倒れたら死んでいたかもしれません。
救急車が来た時にはほぼ意識がなく、病院に運ばれて「熱中症」だと判明。かけつけたウチの両親と妻の両親に事情を話すと、妻の両親は平謝り。
妻は「エアコンのせいで熱中症になった」と言って聞かないので、離婚の話を進めることにしています。
確かに一昔･･･いや二昔くらい前には「エアコンは身体に悪い」という都市伝説があった時代もありました。が、エアコンは冷たい空気を出すもので、別に身体に悪いものは一切含まれていません。
気温が昔より高い今の夏にエアコンを使わないことは、命取りにもなります。エアコンは健康維持のために必要なアイテム･･･なのに、それでも時々「エアコンは良くない」を信じてしまっている人がいるんですね。
どうして冷たい＝良くないになるのか謎ですが、せめて人にそれを強要しないようにしていただいたいものです。