ブツブツしたものが怖い・・・集合体恐怖症”トライポフォビア”

小さい斑点や穴などがひつのところに集合しているものを見たときに「ぞわっ」として気持ち悪いと感じることがありませんか?
もちろん「なんともない」という人もいるはず・・・ですが、集合体恐怖症・・・英語で”トライポフォビア(trypophobia)”と言って、集合体に嫌悪感を覚える人がいるのは事実。
実は、この記事を書いている私も集合体恐怖症だと自覚しているひとりです。
今回は、集合体恐怖症についてのお話です。
ブツブツや小さなモノの集合体が怖い・・・トライポフォビア
一昔前に、ネットでちょっとした流行になった”蓮コラ”でぞわっとした経験があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ブツブツしたものや小さなモノの集合体を見るとゾワゾワして怖くなってくる・・・集合体恐怖症。
私の場合は、スイカやメロンの種、イチゴの発芽画像、蜂の巣、ケーキを焼くときにできる泡、そして大ヒットしたタピオカもゾワゾワの対象です。蓮コラなんてもってのほか!例え、冗談でも見せられたら激怒してしまうんじゃないかというほどの嫌悪感があります。
程度は人によってかなり違うそうですが、中には吐き気を催す方もいらっしゃるとか・・・。
ですが、実際に自分に害があるものかと言われたらなんでもない。それは頭では解っているけど、どうしても嫌悪感が出てきてしまいます。
集合体恐怖症”トライポフォビア”は、2005年に命名された用語で、病名というわけではありません。アメリカの精神医学会では存在は認められておらず、専門家の間でも様々な意見があるそうです。
ただ、蓮コラなどを見て嫌悪感を覚える人がいるのは事実でもあります。
寄生虫や感染症への恐怖心から来ているという説も
集合体恐怖症というものが存在するのか・・・についての議論は専門家にお任せするとして、そもそもどうして、害がないものに対して嫌悪感を抱くのでしょうか。
ある説によると、ブツブツなとせの集合体に対する嫌悪感は、感染症や寄生虫に対する恐怖心が原因ではないかと言われています。
集合体に対して嫌悪感を持ち、それを避けようとする・・・つまりこの嫌悪感で感染症などを回避するための行動ともいわれています。
ただ、どうして嫌悪感を覚えるのかは解明されていません。
日常生活で目に入ってしまう集合体・・・どうしたらいいの?
集合体に対する嫌悪感で、酷い場合は吐き気を覚えることもある・・・ですが、その一方で平気な人もいます。
ネットやテレビを何気なく見ているだけでも、集合体が目に入ることも・・・日常生活でいちいちゾワゾワしてもいられないのですが、それでも目に入ってくると嫌なモノです。
集合体恐怖症は病気や疾患とされていないので、病院に行けば治るというものではありません。対策としては徹底的に避けるしかないのが現状です。
慣れようとしてブツブツの画像や蓮コラを見ていてたら夢に出できてうなされた!なんてこともあります。
先ほどご紹介した、感染症への嫌悪感から来ているかもしれないというのも、あくまでも一説に過ぎず、どうして嫌悪感を覚えるのか解明はされていません。
自衛するしかないのが現状ですが、もし、あなたが集合体恐怖症だと自覚しているなら徹底的に避けること。そして、家族や友人に理解を求めて見ましょう。
時に、ふざけて蓮コラなどを見せてくる人もいますが、もし、あなたの身近な人が集合体が苦手といっているなら、嫌がらせをするのではなくそっとしておいて上げて欲しいものです。
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