飲食店向けの協力金を狙うクレクレ知人

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う自粛要請に従った飲食店に「協力金」が支払われているのは皆さんもご存じでしょう。
当初は一律給付、その後、事業規模によって金額が変わる仕組みになりました。飲食店はこの1年、新型コロナウイルスの影響をもろに受けて苦境に立たされてきた業種の一つです。
ですが、この協力金を配るというやり方には批判が多かったのも事実・・・てすよね。意見は様々ですが、制度として決定されて運営されている物ですから、それを利用することは悪いことではありません。
なのに「得をしている」と協力金を狙ってくる非常識な知人がいて困っているという方がいらっしゃるんです。
「協力金もらったの?お金貸してよ!」知人のクレクレがすごい
小さなカフェを経営しています。
新型コロナウイルスで緊急事態宣言の地域に入ったため、時短要請がきたので応じることにしました。そして、協力金があるということだったので、調べてみると該当していたので協力金の申請をすることにしました。
苦しい方がいらっしゃるのに申し訳ないとは思ったのですが、一律給付をしていただけると黒字になります。私のカフェがあるのはドライブコースで、正直なところめちゃくちゃ田舎です。都会に比べれば家賃も安いし、客単価もそれほど高くなく。そして、基本は私1人で回していたので人件費もかからない。
ただ、この一年とても大変で売り上げが激減したのも事実だし、申し訳ないと思いつつ協力金をいただきました。
一年の間に親戚からお金を借りていたこともあったので、その補填に充てて、後は税金のために取っておこう・・・そう考えていました。
すると急に1年以上連絡をしていなかった知人が店にやってきて
「あのさ、協力金貰った?」と開口一番に聞いてきたんです。
別に隠すことでもないので「貰ったよ」と答えると
「へー、いくら?」と。
ずけずけ聞くなぁと思ったのですが、協力金の金額は調べれば解ることだったので
「1日6万円だよ」(この時は一律給付だったので)
と言うと、カレンダーを数え初めて
「えーーー、なにそれーずるくない?300万超える感じ?」と
確かにそう。時短要請にすべて応じたのでいただける協力金は300万円を超えていました。
そして、知人は
「てか、もらいすぎー。あのさ、お金貸してよ」
と言いだしたんです。事業規模に合わせた給付ではなかったので、私も「こんなにいただいていいの?」と思わなかったわけではありません。だけど、いただけなければ大赤字となりカフェを継続するのは難しかったでしょう。
そもそも、制度を利用しただけで悪いことは一切していないのに
「ずるいずるい、私にも頂戴」
「子供もいるし、妊娠してるし、いろいろ大変なの」
「ね、貸してよ。出世払いの無利子で」
「とりあえず、200万」
「子供の将来のために使うから」
「子育てしてるんだからお金貰って当然でしょ」
とまくし立てられました。
断ると「なによー。一日6万円も売り上げないくせに!詐欺みたい」と捨て台詞を残して去って行きました。
その後も、店の固定電話にしつこく「お金貸して」「ご飯おごって」「スイッチ買ってよ」と電話が・・・(スマホはすべてブロックしていたからでしょう)
厚かましい人から集られたら・・・
飲食店向けの協力金を持ち出して「ずるい」だの「お金貸して」だのと言いだすとは、なかなかのクレクレっぷりです。
飲食店がコロナで苦境に立たされていたのは事実ですし、協力金を貰うこと決して悪いことではないのに、ずるいと言われてクレクレされたら貯まりませんよね。たたじゃなくてもコロナで大変な目にあっているのに、協力金を貰っているからと迷惑行為をされるなんて・・・まさ泣きっ面に蜂です。
スマホをブロックしたら固定電話にかけてきたとのことですが、あまりにもひどい場合には警察に相談してもいいかもしれません。厚かましい人はどこまでも厚かましく、そして人に感謝することをしない人が多いので、毅然とした対応をするのがベストです。
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