「心配してます…密に連絡してください・・・」ハイパーお節介炸裂!ありがた迷惑な知人

病気や怪我、自然災害などはどうしても避けることができないことはあります。
そんなときに心配してくれる誰かの存在はありがたいものですが、その心配も行きすぎると迷惑になることもあります。
先日も台風で被害が出た地域がありましたし、知り合いが被害が出ている地域に住んでいたら、誰でも気になって安否確認をしたくなるものです。それは当たり前。
ですが、あまりにも行き過ぎてしまったら・・・今回はそんな体験談をご紹介します。
水害で被災した私に「心配です…密に連絡ください」「私が被災したときはね・・・」
豪雨で自宅が水害にあったときのことです。
特別警報が出て避難を呼びかけられましたがものすごい雨でとても外に出られない。おまけに自宅の前の道路が水没してしまっていました。
特別警報のアラームから数分後のことです。それほど親しいわけでもない、SNSで繋がっている知人からLINEが来たんです。
「特別警報出てるの、私子のところだよね?」
「ねぇ、大丈夫なの?」
「雨、どのくらい降ってるの?浸水は?避難してる?」
と。
大丈夫かどうかはこっちが聞きたいくらいだし、ってゆーか、こんな大変なときに連絡してくるんじゃないよ!と思いましたがここは「心配してくれてるんだし」と思い直して返事をしました。すると、怒濤のような返事が来て
「私も被災したことがあるんだどさぁ。あのときは凄かったなぁ。実はね・・・(以下、体験談語り)」
「必要なものは○○だよ。食料あるの?」「備えはしてあるの?保険は?」
「何かあったら私に連絡して」
「とにかく大変ときだし密に連絡したい」と。
こっちはそれどころではない。
停電しているからと伝えても、「えっ、停電?それいつから?」
「いやー、これは大変なことになったね」
「ところで、今は雨はやんでるの?避難所は家から遠い?」とまたしても質問の嵐。
いつ電力が戻るかも解らないからスマホのバッテリーを節約したいといったら
「だめだよ。モバイルバッテリーくらい用意しておかないと」
「持ち出せるようにいつでも準備してるよ私は」
と謎のお説教。
用意してあるけど節約したいというこちらの気持ちは解らないようでした。ってゆーか、うざい (笑)
ココまで来ると私を心配しているのではなくて、ただ知りたいだけ…もしくは頼りになる人を演じたいだけのお節介でしかありませんでした。
そういえば、私が高熱を出したときもどこから聞きつけたのか電話してきて
「心配しているの、大丈夫?」と30分くらい電話をさせられました。
大変なときだからこそ、できるだけ受動的でいて欲しいのにグイグイくる。とにかく連絡!連絡!連絡して!
たまりかねて「少し黙っててくれない?」と返信したら
「だって私は、心配しているだもん」「私、防災能力はあるよ。必要なものは解るし、協力できるし」と。
たまにいますよねこういう人。なぜか連絡して!とか被害があったら教えてとか言う人。面倒だったのでリムることに…。
本人は善意だと思っているところがまた迷惑というパターンだったと思います。
そっとしておくことが出来ない人達
「心配している・・・」
この言葉だけを聞いたら、とても心優しい人のように思えます。
もちろん、常識な範囲内であればその言葉は心使いだし、思いやり。連絡を受けた人も「有り難い」と思うことでしょう。ですが、この体験談の方のように、行き過ぎてしまう・・・そっとしておけないというタイプの人、たまーにいると思いませんか?
どうして”そっとして置くことができない”のでしょうか。
このタイプの人は
- 心配しているいい人だと思われたい
- 単に状況を知りたい野次馬タイプ
- 詮索好き
- 自分語りをしたい
という人が多いように思います。
心配している自分が好きとか、心配してあげているよとアピールしたい・・・。そして、単に状況を知りたいだけの野次馬タイプや、何かあったら事細かにいろんな事を知りたがるいわゆる”詮索好き”のタイプ。自分の体験を語りたいだけのナルシストタイプ。いずれにしても迷惑であることは間違いないのですが、どういう心理で連絡をしてきているのかを考えることで対処法がみつかるかもしれません。
いい人アピールタイプなら「心配してくれたありがとう!いい人だね」と言ってしまう。野次馬タイプや詮索好きの場合には「大変だけど、大丈夫だよ~」といってかわす。ナルシストタイプは「すごいですね~」と言っておく。
面倒だから・・・と関係を切ってしまえる相手ならそもアリですが、そうではない場合は、できるだけ簡単に相手をある程度満足させる返し方をすることで、”面倒くささ”を最小限にとどめることができるかもしれません。
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