田舎暮らしの落とし穴?!町内会からつまはじきにされて「ゴミが出せない!」

新型コロナの影響でますます、注目される田舎暮らし…都会にはないのどかで静かな空間でゆったり暮らす。
満員電車も渋滞もなく、のどかでゆったりとした時間が流れる・・・穏やかな暮らしは快適そのもの…。
そんな暮らしに憧れる方もいらっしゃることでしょう。もちろん、田舎暮らしにはたくさんの魅力があります。その魅力に惹かれて田舎に家を購入したら…まさかのトラブルに巻き込まれてしまったという体験談をご紹介します。
先に念を押しておきますが、これはあくまでも一例。すべての田舎暮らしがこうだとというわけではありません。
引越したらつまはじきに!ゴミを出すな!と言われて困惑
40代後半の夫婦です。
一人息子が大学に進学し、一人暮らしを始めたのをきっかけに都内のマンションを売却して田舎暮らしをスタートさせました。
静かな暮らし…家庭菜園をしながら夫と2人の生活。プログラマーの夫は普段は自宅で仕事をして必要なときだけ、出かけるという生活。
快適なハズでした。
購入した中古住宅の掃除をしていたときのことです。
地元の方が訪ねてこられました。
お隣(といっても300メートル以上離れていますが)にはご挨拶していたのですが「都会の人間は挨拶にもこない」といきなり文句!
びっくりしましたが、なんとか対応・・・「変った人もいるのね」と思っていたのですが、これはほんの序章だったのです。
引越の日、自宅の周りには何人かの地元の方がいらしていてジロジロと値踏みするようにこちらを見ていました。
にこやかに対応したつもりでしたが、笑顔が強ばっている気がしました。
そして、引越屋さんが引き上げた途端…
「町内会の説明」と言われ二時間程度、村の話や以前にこの家に住んでいた方のお話を聞かされました。
そして最後に「宜しくお願いします」と伝えたら
「おたくらはよそ者だ!だから町内会には入れない!町内会の設備は使うな!」
と
それは「ゴミ捨て場を使うな」ということ。
つまり、ゴミを捨てずに生活しろと?
私も夫もびっくりしてしまいました。それ以外にも「道を通るな」とも言われましたし個人商店では「売るものはない」と言われて追い返される始末。酒屋さんからも出入りを断られてしまいました。
買い物は、車を出して別のスーパーに行けば済むけどゴミを出せないのは困る!
と思って、なんとか町内会に入れて欲しい。と言ったら「入会費、10万だ!」と。
これはもうただのイジメ…
市役所の方も「あの地域には困っているんですよね」とのこと。別の集配所は使えると案内されましたが、遠いので、家の前に自費でゴミ捨て場を作ることに…。
市役所も、町内会のことには口を出せない様子でした。
この後も、挨拶しても無視されるは、車のナンバープレートに落書きされるはと散々な目にあいました。そして極めつけが、道路を挟んだ前の土地の持ち主が、監視カメラをつけたことでした。
私有地ですし、道路の監視と不法投棄防止のためだということですが、明らかに家の玄関を監視している気がしてしまい・・・。
結局、この家には「安心して住めない」ということになり、しびれを切らして不動産屋にクレーム。こんなゴミも出させてもらえない地域だとは聞いていなかった。町内会も好意的だと言われたのに!とクレームをしたら、上司が平謝り。
責任を認めて、今回は特別に・・・と、対応していただけることになりました。
別の物件を探してもらい、購入した中古住宅は買い取っていただくことになりました。
田舎暮らしは下調べが大切
この体験談の方は、不動産屋の対応で何とか別の場所に引っ越しできたそうですが、これは不動産屋の神対応。
現実的にこのような問題が起こった場合は、徹底抗戦するか泣き寝入りするしかない場合も少なくありません。
もちろん、どんなところに行っても自分の主張をして強くいられればいいんですが、なかなかそうも行きません。
田舎暮らしをする場合には、その地域の下調べは欠かせません。
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